赤店長のあなたと青さんの相性

青さんってどうしてこうなの?

「指示したことを素直に受け入れないし、すぐ動かないのはなんでなの?」

「話が回りくどい。なんでもっと要点だけ単刀直入にいえないのかな?」

赤店長は、青さんに対してこのように不満に思ってしまう傾向がありませんか?

これは、自分目線で青さんを見ているために生じる価値観のズレです。

お互いに不満を持ったままでは、人間関係の改善はできません。

部下との人間関係の改善をするには、部下の特徴や価値観を尊重した対応が必要です。

尊重した対応とは、部下の好きなこと、得意を伸ばすことです。

もう一つ気を付けて欲しいのは、自分の嫌いなことや苦手に過敏に反応しないことです。

この二つを意識すれば、部下との人間関係を改善できるだけでなく、部下のやる気UPや、お互いの信頼関係を築くきっかけにもなるでしょう。

赤店長が青さんとうまくやるコツ

青さんが納得するまで待つ。

青さんは無駄なことが嫌いで、何ごとも効果的で効率のいい方法を追求し、「納得」して行動したがります。

行動をする前に頭の中で数パターンシミュレーションし、もっとも効果的で効率のいい方法を探ります。

青さんがすぐ動かないのは、指示されたことを効率よくする方法を探っているだけなのですが、赤店長からしたら、指示に異論があるように見えてしまうこともあるでしょう。

また、青さんは、効率を追求するのに必要な目的や意図を詳しく聞きたがりますが、赤店長はそれを省いて指示をする傾向があります。

それは、赤店長は、「とりあえず自分の指示に従ってくれさえすればいいのに」「とりあえずやりながら考えた方が早いのに」と考える傾向が強いからです。

この思考のスピード感が、赤店長と青さんの一番の違いです。

しかし、「納得」は青さんの最も大事な価値観なのです。

できるだけ青さんが納得できるまで待ってあげましょう。

あるいは、前もって指示を伝えておくと、待たずにすむこともあるでしょう。

事前に指示をできる状況なのであれば、計画的に支持を伝えるというのもいいでしょう。

(NG)

赤店長:「とりあえず、この什器の商品片づけてもらえる?」

青さん:「はい」

青さん(心の声):ん? 片づけるって元に戻せばいいのよね? それとも他に考えがあったりするのかな? 確認したいけど、あれ、店長いないなぁ…。しょうがない、元に戻しておくのが無難か。

赤店長:「あ、まだ終わってないの…。この什器動かすから、商品をよけてもらえればよかっただけなのに…」

青さん:「……」

青さん(心の声):もう! だったら、始めからそういってくれたらいいのに!

(OK)

赤店長:「この什器を動かしたいから、什器の商品片づけてもらえる?」

青さん:「ハイ!」

青さん(心の声):商品をこっちによけて、とりあえず什器を動かせるように、と。商品の置き場は、什器を動かしてから確認する方が効率いいよね!

青さん:「赤店長、終わりました!」

待つ。

青さんは、順を追って正確に伝えようとするため、話が長くなります。

赤店長は、正確かどうかは自分が判断する、判断できる結論や要点だけ聞けばいいと思っているので、青さんの話の途中で、先に結論や要点をいうように急かしてしまいがちです。

青さんは急かされると、とてもストレスを感じてしまいます。

常に結論と要点を先にいって欲しいとあらかじめ伝えておいたり、前もって質問する内容などを伝えておくと、お互いにストレスを感じずにすむでしょう。

青さんの褒め方

こだわりポイントを聞く、認める、そして褒める!

青さんが喜ぶのは、こだわりを認めてもらい、そして、それを褒められることです。

青さん自身が成果を出すためにこだわったところを聞かれるのも喜びます。

「すごい!」「さすが!」などと、抽象的に褒めるのはNGです。

青さんは単なるお世辞としか思わず、喜ぶどころか冷めた対応をするかもしれません。

(NG)

赤店長:「青さん、さすが! 仕事が早いね!」

青さん:「あ、はい…。ありがとうございます…」

(OK)

赤店長:「青さん、さすが! 仕事早いね! どうやって片づけたの?」

青さん:「ハイ! ありがとうございます! 目的は什器を動かすことっていわれたので、これをこうしてあれをこうすれば、戻すときもああなってこうなりますし、邪魔にもならず効率よくできるんです!」

赤店長:「へぇー、効率だけじゃなくて動線も考えてたんだね! すごい!」

青さんのこだわりの部分がわからないときは、このような感じで聞くのも効果的です。

感情表現が乏しい青さんでも、こういうときはイキイキ、ニコニコしていることが多いはずです。

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このように、自分が相手(青さん)の考えや特徴に合わせることが、青さんとの人間関係を改善し、コミュニケーションをうまく進めるコツです。

相手の特徴が分かると、今まで抱いていたモヤモヤが少しスッキリしませんか?

そのスッキリした感覚は、あなたが価値観のズレを認識したということで、一歩前進です。

タイプによって似た傾向はあるものの、本来価値観は人それぞれ違うものです。

違いは個性です。

個性が違う人どうしの集まりは、似た個性の人どうしよりも、考え方や、物事の見方の幅が広がります。

それによりいろんな可能性が高まり、お店の成長、発展にもつながります。

個性を消すのではなく、個性ととうまく付き合って尊重し合うことが、人間関係の改善にも、お店のためにもなるというわけですね。

各カラーの特徴・相性の組み合わせ一覧